野菜は、美味しさや見た目の美しさを損なわないように、鮮度を保ちやすい包装を選ぶのが重要です。
多くの農家や販売元に選ばれているのが「OPP防曇袋」という包装素材です。
更に、野菜は種類によっては水分量や痛む速度も変わるので、空気穴を開けたりするなどの工夫も必要になってきます。
OPP防曇袋の特徴やメリットを把握し、正しい包装選びをしましょう。
「曇らない」から品質が保てる
野菜は収穫した後も、常に呼吸を続けています。
余分な水分を吐き出す「蒸散」という作用があり、
そのため、通常の袋だと中が曇ってしまい中の野菜が見えにくくなってしまいます。
曇るということは、袋の内面に水分が付着しているのと同じこと。
その水分が野菜に付着したままになると、そこから野菜が傷んだり、カビが生えてしまったり、腐りやすくなったりと弊害が多いです。
袋が曇っていたり、下に水が溜まってしまっていると、購買意欲も下がってしまいます。
その曇りや蒸れを防ぐことができるのが、OPP防曇袋の特徴です。
袋内部の湿気をコントロールできるため、結露を防ぎ、野菜を傷みにくくします。
消費者の方へ出来るだけ新鮮なまま野菜を届けたい。
そんな信念から生まれた素材と言っても過言ではないでしょう。
品質維持で「美味しそう」に見える
品質を維持できるということは、野菜の味を損ないにくいというのは勿論ですが、目で見た時にも美味しそうに見えるものです。
防曇袋に使われているOPPという素材は、透明性が高いため、中の野菜が綺麗に見えます。
更に、袋がパリッとした質感なので見栄えが良くなるという特徴もあります。
また、耐久性も高い素材で出来ていますので、野菜の品質維持に活躍してくれます。
「穴あき」と「穴なし」の袋
防曇袋は袋が曇るのを防ぐことはできますが、それだけでは多種多様な野菜に対応できません。
例えば、玉ねぎやじゃが芋などは、乾燥には強いですが水分には弱い一面があります。
そういった野菜に対しては、適度に換気できるように袋に「穴」を空けてあげます。
逆に、きのこ類やレンコンなどは乾燥に弱いため、穴は空けない袋の方が良いでしょう。
上記の通り、扱う野菜によってどんな袋を使うべきかが変わってきます。
袋の製作が初めてという方にも、最適な袋をご提案致します。