オリジナルデザイン袋をお作りいただくまでの流れをご紹介いたします。
ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
デザイン袋製作の基本的な流れ
「袋の素材選定・デザイン作成は今から」という方でも、安心してお任せいただけます。
知識、技術を兼ね備えたスタッフが丁寧にご案内いたします。
① 袋の素材の選定
まずは、お客様が袋に納めたい物やご希望をお伺い致します。
袋のサイズ、形状、適切な素材などのご提案も可能です。
ご相談時には、次の内容をお伝えいただくとスムーズです。
- 入れる物の重さ・サイズ・形状
- 具体的な使用方法
- 使用環境(温度など)
ご提案の例:野菜を入れる袋の場合
野菜を入れる袋には、OPボードン(防曇)袋を良くおすすめしています。
【 おすすめの理由 】
- 曇らず、中身が綺麗に見える
- 水分が水滴になることを防ぐ
- 野菜の鮮度が保ちやすい
- 素材自体にも透明感がある
袋の中の水分が水滴になってしまうと、野菜に水滴がついて腐敗してしまう。ボードン袋は見た目のクリアさだけではなく、鮮度を保つ効果もある。
仕上げ方法は2通り
丸新グラビアでは製袋加工も行っております。
そのため、納品時の仕上がりは以下の2通りから選択していただけます。
- 袋へ加工した製品(製袋して納品)
- 自動包装機用のロール状の製品
② デザインの制作 ( ご入稿も可能 )
お客様がご希望されるオリジナルデザイン制作のための打ち合わせを行います。
印刷可能な柄に仕上げ、イラストレーターなどでデザインを図案化していきます。
※ご入稿の際は、印刷作業に必要なトンボ、スリッターライン、光電管マークを追加したデータ、もしくは編集が可能なデータをご用意ください。
色の選定について
印刷する色については、カラーサンプルよりお選びいただけます。
また、サンプル以外の微妙な色合いもご指定いただけます。
調色は繊細な作業ですが、熟練のスタッフにてご指定の色を再現いたします。
尚、丸新グラビアでは、一つの袋に5色までの印刷が可能です。
各種法令の表示義務への対応
デザインを制作する際に、無視できないのが法令への対応です。
JAS法や容器包装リサイクル法など、各種法令で表示が義務付けられているものが有ります。
以下は、野菜袋に必要な表示の例です。
- 原産地
- 生産者
- プラマーク など
入れる物や袋の素材により必要な表示は変わってきますが、そのあたりもスタッフがご案内致しますので、法令への対応もラクに行っていただけます。
③ 見積りの提示
使用素材とデザインが決まったら、製造枚数が分かります。
※原版=印刷するフィルムのこと
製造枚数が確定した段階で、お見積りを提示させていただいております。
なお、価格は以下の内容で決まります。
- 使用する素材
- 袋の大きさ・形
- 使用する色数
初期に掛かる費用「シリンダー製作」
グラビア印刷では、シリンダーと呼ばれる印刷用の『版』が必要になります。
この版(シリンダー)は、使用する色の数だけ必要となります。
※写真の例だと青一色なので、使用するシリンダーは1本になります。
シリンダーの表面を加工し、印刷に使用します。
鉄製ですので繰り返し使用することが可能です。
金属を加工する精密な作業が必要なため、版の製作には約2週間程度お時間をいただいております。
ご発注いただくスケジュールにはご注意ください。
④ 製作開始・納品
デザイン、価格、納期にご納得いただき正式にご発注いただきましたら、いよいよ製作に取り掛かります。
最初の打ち合わせから納品まではおよそ1ヵ月が目安となります。
※ご発注いただく内容や時期により、多少変動いたします。
納品について
納品の方法は以下からお選びいただけます。
- 全国の指定場所に配送
※運賃は実費請求 - 引き取り
また、納品する製品の状態は以下の2種類から選択いただけます。
【ロールで納品】
グラビア印刷を施し、ロールの状態で納品できます。
お客様にて製袋作業を行う場合に便利な納品形状です。
【袋で納品】
グラビア印刷後、製袋加工を施した納品方法です。
ダンボールの中に袋を詰めて納品致します。
以上が、ご発注までの流れとなります。
お問い合わせ
受付時間:9:00 – 17:00
袋のこと、デザインのこと、印刷のこと。なんでもお気軽にご相談ください。