グラビア印刷とは、高品質な印刷が求められる分野で広く利用されている印刷技術の一つです。
凹みを作った版にインクを流し込み、フィルムや紙に印刷を施します。(凹版印刷とも呼称されます。)
グラビア印刷の仕組み
グラビア印刷は、シリンダーと呼ばれる凹版を使って印刷していきます。
シリンダーには溝(印刷したい形状)が掘られており、インクのプールを通過することで溝にインクが充填されます。
そのインクが紙やフィルムなどに転写されるという仕組みです。
ブラック、シアン、マゼンタ・・・と色を足していくことで、鮮やかな印刷が成されます。
また、シリンダーに入れる溝の深さで印刷の濃淡を調整することができます。
溝を深くすることで印刷結果が濃くなり、薄くしたい部分は少しだけ溝を刻みます。
こうした技法により、特に写真やグラデーションが多い画像の再現に優れていて、高い印刷品質を実現できるのがグラビア印刷です。
グラビア印刷のメリット
- 高解像度で鮮やかな印刷
- 様々な素材に対応
- 1枚(製品)の単価が安い
- 長寿命の印刷版(シリンダー)
- 高速で大量印刷が得意
- 印刷の耐久性が高い
- 安定した品質
グラビア印刷は、大量生産の印刷物に多く利用されます。
私たち丸新グラビアでは、野菜やパン、お菓子などの包装(フィルム)も多く印刷してきました。
どんなデザインも綺麗に印刷
グラビア印刷では、写真などの印刷を高解像度で再現できます。
お客様が表現したいものを、しっかり形に出来ることが大きな強みです。
こちらはグラビア印刷を施した肥料袋の拡大写真です。
植物の複雑な色合いや形が表現できているかと思います。
基本的にデザインの制約はありません。
お客様の目指す形に仕上げます。
ポリ素材やフィルムにも印刷
例えば、お買い物袋で日常的に使われているポリ袋(レジ袋)や、フィルムにも印刷を施すことができます。
※以下は一般的に良く使われている袋の材質と、そのサイズ表です。
表にない材質やサイズの使用も可能ですので、ご希望をお聞かせください。
他にも、野菜袋、パン袋、肥料袋、建築用資材袋、廃棄用袋などが、良く取り扱う製品となっています。
それ以外の製品についてもご対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
1枚あたりの単価が安い
グラビア印刷の仕組みとして、安定した品質で大量に且つ高速で印刷できるメリットがあります。
そのため、製品1枚(1袋)あたりの単価を、グッと抑えたご提案が可能です。
袋状に加工する「製袋サービス」もお引き受けしております。
ご自身での製袋が難しい場合は、ご活用いただければ幸いです。
幾千の製作実績
私たちは、幾つものデザインをグラビア印刷で表現してきました。
その実績をもとに、最適な袋の材質やデザインの提案も行っております。
安定した品質を高速で
グラビア印刷のメリットを存分に発揮し、お客様のお力になれるよう、日々励んでおります。
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